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ウェブサイト(HP)管理者のつぶやき

HPをご覧頂き、ありがとうございます

はじめまして、もしくは日々お世話になっております。
本ホームページの更新、管理を担当しております、(株)水戸紙店の長谷川と申します。

サイト管理者 長谷川です

顔の良し悪しはともかく、恐らく思ったより若いなと思われたのではないでしょうか。
実際、まだこの業界に入って数年で、日々多くの方々から勉強をさせてもらっています。

そんな中で自分自身の勉強も兼ねて行っていたホームページ作成ですが、おかげさまで『岐阜 障子紙』や『岐阜 襖張り替え』などの検索ワードでも上位に来るまでになりました。
これを機にこのホームページが、ひいてはこの業界がたくさんの方の目に触れることで、一人でも多くの方に興味を持って頂けると嬉しいです。

これからも、より分かりやすく役に立つホームページを目指して、最低でも毎月1回はなにかしらの更新を目標に、日々ネタを探しと勉強をしていきます。


微力ではありますが、襖や障子などの伝統的文化の普及や情報の発信に少しでも貢献できたら幸いです。
商品のこと、張替えの依頼のことなど、お気軽にお問い合わせください。

『ホームページ見ました』の一言が活力になりますので


最近の記事一覧



・2019.02.15 「障子を張ってみました」

・2019.03.22 「障子紙の強度」

・2019.06.29 「しょうじ」と「ふすま」

・2019.09.13 「『のぼり』はじめました」

・2019.10.13 「『大ふすま展』に行ってきました」

・2020.01.01 「『障子を張ってみました』……その後の経過報告」


・2020.01.13 「2020年東京オリンピックと美濃和紙」

・2020.02.12 「美濃和紙折り紙とつるし飾り」

・2020.03.3 「もしもの際の美濃和紙製品」





2019.02.15 

「障子を張ってみました」



先日……と言っても二か月ほど前になりますが、正月に実家に帰省した際に、障子紙を張り替えてきました。

障子があるのは結露の恐れがある窓際。使用したのは『ジャストロン無地』です。
丈夫でありながら、障子紙本来の機能を損なわないという、個人的にも一押しの商品です。
一般的にプラスティックを主成分とするような丈夫な障子紙は、冬場の窓際などでは下から剥がれてくる、ということがあるようです。
そのため、今回の張替えは単なる親孝行ではなく、このジャストロンならどうか、という実験も兼ねています。

と、一丁前に言っていますが障子紙を張り替えるのは人生でこれが初めてです。
初めての人間が障子の張り替えをするとどうなるか…もあわせて身をもってご紹介します。

途中、紙じゃくりの中を切ってしまったり、塊になった糊を取り除こうとした際に乾きかけてきた障子紙を剥がしてしまったり……と、作業は難航。
たった2枚の張替えでしたが、乾燥の時間を除いても結局、3時間程かかってしまいました。

苦心の末張り替えた障子がこちらです。




いかがでしょうか?
よく見ると桟に糊の塊が残ってしまっていたり、霧吹きをして日光に当てればピンと張りますが、特に上部にたるみが出てしまっています。(湿気でたるんでいるわけではありません)


また、目に見えない部分でも気になる点が……。
私も含めてですが、障子を張り替え慣れていない方は『障子紙が剥がれてこないように』と、とにかく濃い糊で張ってしまいがちです。
すると数年後、次の張替えで剥がす際に大変なだけでなく、紙と一緒に桟の皮がめくれてしまい、結果として障子自体の寿命を縮めてしまう……ということにもなりかねません。
ましてやボンドや両面テープで張ったものであればなおさらです。

今回は糊だけの施工ですがかなり濃くしてしまっています。その結果がどう影響するかということは次の張替えで剥がしてみるまでわかりませんが、『手の施しようがなくなってから泣きつかれた』という職人さんの話も耳にします。


自分で張り替えるというのも一つの方法ですが、可能であれば『餅は餅屋。張替えはプロの職人さんに』をおすすめ致します。





2019.03.22 

「障子紙の強度」



あくまで参考程度ですが障子紙の強さという点で、こんな実験をしてみました。

障子紙を写真のように一定の大きさ(長さ10cm,幅1.5cm)にカットしサンプルとしました。


サンプルには力が一点に集中するように中心に穴をあけています。

このサンプルにばねばかりを付けて引っ張り負荷をかけていき、サンプルが千切れた際にかかっていた力(最大張力(kg))を測定しました。なお、サンプルは繊維に対して垂直にちぎる方向と繊維に対して平行にちぎる方向それぞれで、各4回測定を行いその平均値を算出しました。

測定した障子紙は、パルプ60%の一般的な障子紙『ヨシロン』、そして上記でも紹介した丈夫な障子紙『ジャストロン』です。
比較対象として身近な紙の代表、新聞紙とコピー用紙を測定しています。

その結果がこちらです。



どのサンプルも繊維を垂直に分断しようとする方向の力に対してより強く、その最大耐久張力の平均は

新聞紙:1.33㎏
コピー用紙:2.53㎏
ヨシロン:1.93㎏
ジャストロン:3.84㎏  でした。

本実験においては、ジャストロンは一般的な障子紙であるヨシロンの約2倍ほど引っ張る力に対して強いという結果が出ました。
この実験では新聞紙・コピー用紙といった洋紙と障子紙(ヨシロン)では差が見られませんでしたが、サンプルを濡らした状態で行った実験では、顕著な差が見られました。


こちらはサンプルを水につけ、濡れた状態で測定を行っています。


より強かった繊維を垂直に分断しようとする方向の最大耐久張力の平均は、
新聞紙:10g
コピー用紙:66g
ヨシロン:410g  でした。

※これらは今回の実験結果を示したものであり、すべての状況においての効果を保証するものではありません。ご了承下さい。

紙である以上、濡れると強度が著しく低下することは避けられません。
それでも乾燥時には同程度の耐久張力であった新聞紙・コピー用紙と障子紙とでは、濡らした際の耐久張力に大きな差が見られました。

障子を張り替えた後、ピンと張らせるために霧吹きで湿らせるという光景や、張替の際に水で濡らしてもちぎれずきれいに剥がせるのも、障子紙のこう言った特性があればこそかもしれませんね。



2019.06.29 

「しょうじ」と「ふすま」



最近のインターネット上の人気検索キーワードを見ていて、ひらがなで「しょうじ」というものが多いなと気がつきました。
「しょうじ」がよく検索されているということで、この業界も注目されてきたか……と思い喜んだのですが……。
よく見ると「しょうじ フォートナイト」というものも。フォートナイトという名前のゲームがあるということは聞いたことがあります。


よくよく調べてみると、「しょうじ」様という方がゲームの動画を配信されていて、それが人気で検索されている模様。
残念ながら建具の障子では無かったようです。
同様に「ふすま」も検索がありますが、これも大部分が「ふすまパン」のふすまでした。

ふすまパンについてはこのホームページでも簡単に触れています。興味がある方はこちらからどうぞ

襖と関係があるの?話題のふすまパンとは?



きっかけは様々、全く興味がなかった方の100人に1人、1000人に1人でもこうして襖・障子について知ってもらえるきっかけになれば、それもご縁です。
ふすまにも縁がありますから。

『のぼり』はじめました!

2019.9.13
「お店の前に『のぼり』を出してみました」


時が経つのは早いもので、気が付くとこのコーナーの前回更新から、2か月以上が経過していたようです。
更新を心待ちにしていた皆様、大変お待たせいたしました。(そんな方がいるかどうかはわかりませんが……。)

今回はタイトルの通り、お店の前にのぼりを制作して設置しました、という内容です。

「なぜのぼりを……」と思われたかもしれませんが、以前からこの水戸紙店が何を扱っているお店かを通りすがりの方に周知不足ではないかと感じていた部分があります。
おそらく紙店という名前からでしょうが『画用紙をください』、『カーボン紙ありますか』と水戸紙店に尋ねてきてくださった方も何人もいらっしゃいました。

また、お店の前の道は一方通行で、それほど道幅も広くないのですが、高校が近いことや抜け道として便利なことなどから、朝の通勤時間などは渋滞ができるほど交通量が多くなる日もあります。
せっかくお店の前を毎日通ってくれる方がいるなら……ということで、宣伝するチャンスです。

まずは知ってもらうことから……と作ってみました。



今は、インターネットでのぼり一枚から簡単に自作できる便利な時代になりました。
畳(和室)をイメージした緑色ののぼりと、開きのふすまを模ったのぼりの2種類を設置しています。180㎝×60㎝なのでそれなりの大きさがあります。
構想1週間、デザイン1週間の大作(?)です。

『これまで毎日店の前を通っていたけれど何の会社かわからない』という方に、少しでも水戸紙店を知ってもらえたらいいなと思います。


また、のぼりに「張替え・新調 おまかせください」と書いてありますが、
実際には水戸紙店が張替えをするわけではなく、お住まい付近の表具店・ふすま店を紹介するというサービスになりますので、あらかじめご了承ください。
紹介サービスに関しましては、詳しくはこちらをご覧ください。


以上、のぼりを設置しましたという宣伝でした。
次回の更新は1ヵ月以内……にがんばります。

『大ふすま展』に行ってきました

2019.10.13
「『大ふすま展』に行ってきました」

前回の記事で、『次回の更新は1ヵ月以内……にがんばります。』と
締めていましたが、この更新がちょうど1ヵ月後ですので、なんとかセーフではないでしょうか。

今回の内容もタイトルの通りですが、
福井県越前市の越前和紙の里 紙の文化博物で開催されている「大ふすま展」に行ってきました。



岐阜市から福井県越前市までは、米原経由で北陸自動車道を利用して、およそ2時間程度です。
遠いようで意外と近いです。

今回の記事は画像が多くなりますので、別の場所に専用のページを作成しています。

こちらからどうぞ。
『越前市 越前和紙の里 大ふすま展に行ってきました』>> へ

「『障子を張ってみました』……その後の経過報告(2年目)」

2020.1.1
「『障子を張ってみました』……その後の経過報告(2年目)」


謹賀新年
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
本年もなにとぞより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

さて、2020年最初の更新は、障子紙の経過報告です。
覚えていますでしょうか。このウェブサイト管理者のつぶやきのコーナーの第一回更新で『実家の障子を張り替えてきました』と紹介したことを。

あれからちょうど1年。今年も実家に帰省した際に、現在の障子の様子を撮影してきました。


日の光を受けてピンと張っています。

強化障子紙を張った際に剥がれてきやすいという下段も、今のところは剥がれることなくしっかり付いています。


張り替えたのが2019年の1月ですので、ちょうど1年、特に剥がれが懸念される冬も無事越すことができ、とりあえずは一安心といったところです。
今後も引き続き、経過をお伝え出来たらと思います。

2020年東京オリンピックと美濃和紙

2020.1.13
「2020年東京オリンピックと美濃和紙」


先日ケーブルテレビのニュースを見ていたら、『2020年東京オリンピック・パラリンピックの表彰状として使用される美濃和紙の楮の寒ざらしが行われた』というニュースが流れてきました。

昨年、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの表彰状に『美濃和紙』が正式に採用されたというニュースは皆さんの記憶にも新しいかと思いますが、その時はまだ先の話という感覚がありました。それがもう僅か半年程の話なのだなと、しみじみ感じました。

ちなみに寒ざらしは、和紙の原料である楮を冬の寒い時期に川に浸すことで不純物を取り除き、同時に太陽光に晒すことで自然漂白させる行為です。

映像では川の一角が埋め尽くされるほど楮が並んでおり、これでA3サイズの表彰状を1000枚ほど(もう少し具体的な数字を言っていましたが失念しました)漉くそうです。

1000枚の美濃和紙と聞くとその数に驚きますが、そもそも、オリンピック・パラリンピックの表彰状ってどのくらいの枚数が必要なのでしょうか。皆さんはご存知ですか?
私も気になって調べてみたところ、そもそもオリンピックでは個人競技、団体競技ともに8位までを入賞としています。表彰状を授与されるのもここまでです。
また、団体競技では入賞した選手全員に賞状が授与されます。

これだけでも結構な枚数が必要そうだ、と感じますが、実際に作製する表彰状の枚数は、およそ17600枚だそうです。

それだけの枚数の美濃和紙が世界の方々の手に渡る……素晴らしいことです。


2014年11月27日に、国の重要無形文化財に指定されている
・本美濃和紙(岐阜県美濃市)
・細川紙(埼玉県小川町、東秩父村)
・石州半紙(島根県浜田市) の手漉き技術が
「和紙:日本の手漉和紙技術」として、ユネスコ
無形文化遺産に登録されたことも併せて、こういたきっかけで露出が増え、より多くの方々に日本の伝統文化を知ってもらえることを願います。


美濃和紙折り紙とつるし飾り

2020.2.12
「美濃和紙折り紙とつるし飾り」

2020年もあっという間に1月が終わり、2月になりました。このコーナーも気を抜いているとあっという間に一か月未更新……ということにもなりかねませんので、気を引き締めていきます。

前回の更新で美濃和紙について触れましたが、『美濃和紙って敷居が高そうだな……』と思われた方、機械漉きのものにはなりますが美濃和紙の折り紙というものもございます。
ちぎり絵やちょっとした工作など、アイディア次第で様々な場所に気軽に使用できるのが面白いところです。

ちょうど時期的にも桃の節句(ひな祭り)が控えていますので、社員の方が美濃紙折り紙のPRも兼ねてこういったものを作製してくれました。

折り紙でつくったつるし飾りです。 
つるし飾り(つるし雛)は江戸時代、高価な人形が揃えられない一般の家庭から始まった文化とも言われています。

色合いがとても優しく、やわらかい印象に仕上がりました。この一連の吊るし雛飾りで、15cm×15cmの折り紙を(紙の一部だけを使用したものを含めて)40枚ほど使用しているそうです。
風車
椿
くす玉


今回使用した美濃紙折り紙はこちらから購入もできます。(画像からYahoo!ショッピングへリンクします)



この折り紙は春・夏・秋・冬それぞれイメージして選出した色が、各10色ずつ10枚、合計100枚入りで、今回は折り紙「春色」を使用しています。
また、100枚で税抜き600円は折り紙としては少し高価だと思われるかもしれませんが、実際に触れてみると紙質の厚さや触り心地など、100円ショップ等で購入できる物とは一味違います。
興味を持って頂けた方は、是非一度お確かめください。


紙の色で春夏秋冬を表現しているので、四季ごとのイベントの飾りをそれぞれの色紙で作製するのも面白いかもしれませんね。

また何かしら作りましたらご紹介します。
次は端午の節句……でしょうか。

もしもの際の美濃和紙製品

2020.3.3
「もしもの際の美濃和紙製品」

前回の更新で美濃和紙折り紙を使用した、吊るし飾りを紹介しました。
あの記事をアップした際には「ひな祭りはまだ先だな……」などと思っておりましたが、あっという間にひな祭り当日。光陰矢の如しとはよく言ったものです。
とは言え、さあひな祭りだ!と喜べないニュースが連日テレビで流れていますね。新型コロナウィルスの話題です。
特にここ数日、全国的にイベントの自粛や学校の休校など、普段の生活からは考えられないような事態となっています。

私たちが個人で行えることは、手洗いをはじめとした予防や、自分自身が無自覚なキャリアにならないこと……でしょうか。

その手洗い等の予防ですが、ドラッグストアやスーパーなどからウィルス対策品、特に消毒用アルコールやそれらを含んだウェットティッシュが無くなっています。話では聞いていましたが、燃料用アルコールまで無くなっていたのにはさすがに驚きました。

そんな消毒用アルコールが手に入らないような状況で、和紙を使用したものの中に、少しでも手の衛生状態を保つのに役立つかもしれないアイテムがあります。

それがこちらの紙せっけんです。

こちらの紙せっけんは美濃和紙に石鹸成分を含ませたもので、コンパクトなロール状の為、ポケットやポーチに入れての携帯に便利です。
フリーカットのため、必要な時に必要な量だけ使用することができます。

あくまでも紙せっけんなので水がない場所では使用できませんが、不特定多数の方が触れたであろう、公共施設に備え付けの石鹸に触れたくない場合などには役立つのではないでしょうか。




新型コロナウイルス感染拡大の早期終息ここ数週間が正念場だ、ということを言っていますが、とにかく、一日も早い終息を願います


・各種掲載商品は代表的なものを抜粋しております。
・画像の特性上、掲載商品の色味等が実物と若干異なる場合がありますのでご了承ください。


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