これからの時期、暖房の使用も相まって、お部屋の湿度はぐっと下がって30~40%ほど……なんてことも。
それに伴い、肌のカサツキや荒れを感じたり、目がゴロゴロしたりと辛い症状が出ている方はいませんか。私自身も乾燥してくると唇や頬がカサついてかゆみが出てしまいます。
また、インフルエンザウイルスも湿度が40%以下になると、より活発になるとも言われています。
そうなると必要になってくるのがお部屋の乾燥対策。
加湿器を使用するというのが最も一般的かと思いますが、実はここでも紙が大いに役立ちます。
それがこの『ペーパー加湿器(加湿紙)』です。皆様、ご存知でしょうか?

この紙でできた加湿器(というか紙ですが)使い方は非常に簡単。コップに水道水を入れ、そこにつけるだけです。
紙がコップの水道水を吸い上げ、その水が自然に気化することで、周囲の湿度を調整するという仕組みです。
ただ水を入れたコップを置いておくだけよりも、はるかに効率よく水が放出されます。
このペーパー加湿器(加湿紙)のメリットとしては
・安い
:1つ数百円~で購入できます。また、電気を使用しないので電気代もかかりません。
・電源、電気を使用しない
:電源が取れない場所でも使用できる上、子供部屋などでも安心してお使いいただけます。
・自然に気化する水分で緩やかに加湿する
:スチームなどのように周囲の物を濡らす心配が無いので、デスク回りなどでパソコンのそばに置いておいても安心です。
・見た目にもオシャレでインテリアにも
:『濡れタオルを干しておく』など、他のエコな加湿方法と比較し、見栄えがいい(はず)です。
といったことが挙げられます。

さすがにお部屋全てをこれ一つで……というわけにはいきませんが、
・作業中にデスクに置いておく
・寝るときにベッドのそばに置いておく
・勉強中に机のそばに……など

ちょっとした使い方で、気軽に乾燥対策ができるのが魅力です。
受験生の皆様にも、これからの時期、いかがでしょうか。
気になった方は、こちらから購入することもできます。(Yahoo!ショッピングサイトに進みます)
※『美濃和紙』は美濃和紙ブランド協同組合の地域団体登録商標です。
※ご好評をいただいておりますペーパー加湿紙ですが、
上記掲載の『加湿紙 花(Flower)』の製造終了に伴い、在庫が無くなり次第、『加湿紙 花(Flower)』および『加湿紙 5枚セット』の弊社での販売を終了とさせていただきます。恐れ入りますが、ご了承くださいませ。
2020.12.11追記 在庫終了につき『加湿紙 花(Flower)』単品の販売を終了いたしました。ご愛顧誠にありがとうございました。
ここまで、紙の加湿器について触れてきて、紙の加湿器なんてここで初めて知った、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれは何も特別な事ではありません。
紙が湿気の多い時には吸い、乾燥してくると貯めた湿気を放出するという作用(調湿作用)自体は、古来から日本で利用されてきました。
代表的な例が『ふすま』や『障子』です。

冷暖房や空調設備のない時代、いかに高温多湿な日本の夏を、そして寒さ厳しく乾燥する冬を少しでも快適に過ごすか。
こういったところに先人の知恵が詰まっているのではないでしょうか。
おしゃれで新しいと感じたものが、実は古来から脈々と伝わるものが姿を変えただけ……そう考えると今一度、日本の『ふすま』や『障子』に目を向けてみるのも面白いかもしれませんね。
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